古書会館での古本買取
古本について詳しく知っている人もいると思いますが、古本業界について詳しく知っている人は少ないと思います。
30年前から私も古書業界に足を踏み入れ、様々な事を勉強する事になったわけですが、本の買取や、本の仕入れ、そして古本市場、停滞期となっている古本業界ではありますが、人から文字を奪わない限り、本は有り続けると思いますし、そうであってほしいと願っています。
さて、そんな古本業界の中身を紹介していこうと思いますが、古本屋で販売されている本立ちは、お客さんからが直接来店し、古本の買取をしたものだと思っている人もいるでしょうが、店頭に並べられている古書の多くは、古本市場で購入した物や、交換会で取り寄せたものであり、店頭でお客さんから買取した本は、本の一部にしか過ぎません。
ちなみに、交換会というのは、文字通り本を交換し合う場なのですが、東京の神田で開催される古書会館では、土日を覗いて平日であれば毎日開催されています。
その曜日によって出品される本のジャンルも決まっているらしく、手に入れたい本が明確なのであれば、探しやすいですし、手に入れやすいシステムとなっています。
金曜日に行われている交換会は、文学や趣味的な物が中心となっている明治古典会なのですが、現在の古本界の状況を把握しやすく、何が最も人気があるのか表れる、華やかな交換会となっており、東京以外の人たちも参加していますし、一般の人も参加できますので、興味のある人は足を運んでみて見ると面白いと思います。
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古本の交換会
古本の交換会というのは、別名で古本市場とも言われており、東京だけではなく、名古屋や大阪、京都や兵庫などでも、同じような専門市場があります。
各地で、古本を買い付ける市場が出来上がっており、会長や感じが毎年選任されるわけですが、誰もがその座につけると言うものではなく、会長になるためには信用と人望がなくては選ばれませんし、幹事になるにも事業における宣伝や会計など、会長を補佐しなくてはなりません。
つまり、経営員となって従事する事になるのですが、その中には若手の古本店主が選ばれる事もあり、将来の事を考えて古本の知識を養う修業をしてもらうのです。
この現場を体験する事によって、古本の流れも分かりますし、リアルタイムで人気のある本を知る事ができ、買取価格や仕入れ方法などを身につけられるのです。
音楽と同じように、古本業界も衰退してきていますので、新たな方法で本を手にする仕組みを考えて行かないとなりませんが、時代と真逆の古本ですから、手の施しようが非常に難しく、人々の意識改革から始めなくてはなりません。